エネコートテクノロジーズがフィルム型ペロブスカイト太陽電池の30cm角以上サイズで国内最高記録である変換効率17.7%を達成
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- update:
- 2026.10.28
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- category:
- Press Release
株式会社エネコートテクノロジーズ(本社:京都府久世郡久御山町、代表取締役:加藤尚哉)は、自社開発のペロブスカイト太陽電池のフィルム型モジュール(外形サイズ:37cm×47cm)を一般財団法人電気安全環境研究所(以下、JET)にて測定した結果、変換効率17.7%(designated area)を達成し、30cm角以上サイズで国内最高記録※を更新したことをお知らせいたします。この成果は、ペロブスカイト太陽電池の発電コストを低減させ、社会実装を前進させるものであり、今後さらに研究開発を加速させ、日本のエネルギー安全保障をはじめとする諸課題の解決に貢献してまいります。
※自社調べ_2026/10/28時点
<成果の詳細>
今回、当社が自社開発したフィルム型ペロブスカイト太陽電池モジュール(外形サイズ:37cm×47cm)において、変換効率17.7%を達成いたしました。
本データは、第三者評価機関であるJETにおける測定によって実証されたものです。30cm角を超える実用的な大面積モジュールにおける変換効率17.7%の達成は、フィルム型モジュールとしては国内最高記録※となります。
ペロブスカイト太陽電池の普及および発電コストの低減において、「変換効率の向上」は最も重要な要素の一つです。今回達成した17.7%という数値は、これまで課題とされていた「実用サイズでの高効率化」を大きく前進させ、ペロブスカイト太陽電池が市場へ本格参入・普及するための大きな節目となります。
この成果は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の補助事業(JPNP21016)の結果得られたものです。
なお、2026年7月には国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)での測定結果においても、変換効率17.4%(designated area)を達成しております。
※自社調べ_2026/10/28時点
<JETにおける弊社フィルム型モジュールの測定結果>

<今後の展開>
当社は今回の成果にとどまることなく、更なる変換効率と耐久性の向上、および量産化に向けたプロセス技術の開発を一層加速させてまいります。
軽量でフレキシブルというペロブスカイト太陽電池の特性を活かし、従来のシリコン系太陽電池では設置が難しかった耐荷重の低い屋根や建物の壁面、モビリティ、IoTデバイスなどへの展開を進め、早期の社会実装を通じて日本のエネルギー安全保障などの諸課題の解決に貢献してまいります。
<エネコートテクノロジーズについて>
エネコートテクノロジーズは、京都大学化学研究所若宮淳志研究室の研究成果を実用化するために設立された京大発スタートアップです。「ペロブスカイト太陽電池」の開発により、「どこでも電源®」の実現を目指しています。低照度(屋内)向け太陽電池によるIoT化促進と、高照度(屋外)向け軽量薄膜太陽電池による持続可能なエネルギー社会の実現に貢献します。